『赤ちゃん寝かしつけの新常識』
著者:ソフィア・アクセルロッド 訳:綿谷志穂
私には今、2歳になる娘がいます。その娘が生後2、3ヶ月の頃、寝ぐずりがひどく、ようやく寝ても2~3時間ほどですぐに目を覚ますといった状態で、妻が大変苦労していました。そんな時に赤ちゃんの寝かしつけでいい方法はないかと、いろいろ調べたところ、この本を見つけました。本書には、赤ちゃん寝かしつけのポイントがいくつか載っています。その一つに、”赤ちゃんの寝る部屋の明かりは赤いライトを使う”とありました。テレビやスマホなどの光(ブルーライト)を浴びると、メラトニン(睡眠をうながすホルモン)が抑制され寝つき悪くなる。それに対して”赤い光”はメラトニンに影響がなく、睡眠が改善するのだそうです。
さっそく、ネットで1850円のベットサイドランプを購入しすぐに試したところ、使い始めて2、3日で4~6時間続けて眠るようになりました。使うとわかりますが、結構明るいのに目を閉じた時に目の中に残照のようなものがなく、眠りの邪魔になりません。
ですので、夜中も点けっぱなしにして、授乳やオムツ替えなどをしていました。本当に睡眠の改善に効果があり助かっています。
ただし、一つ欠点があります。赤ちゃんと一緒にこの赤いライトだけを点けた部屋にいると、こちらも睡魔におそわれ、エライ目にあいます。しかし夜泣きで起こされることを考えれば、全然ましだと思いました。
赤いライトは本当にオススメです。私は出産祝いなどで、よく周りの人にプレゼントしています。
私が使用しているベットサイドライトは在庫切れになっていました。同等品が多くあるので、好きなタイプを選べばいいと思います。(赤いライトがついていれば、大丈夫です。)
「赤ちゃん寝かしつけの新常識」には”ホワイトノイズをつけて寝る”や、”お昼寝はベビーベッドでしない”など、赤いライトを使用する以外にも寝かしつけのヒントがいろいろ載っています。赤ちゃんの眠りについて、科学的に説明しています。