奥田民生さんが好きで、通勤時にアルバムをよく聴いています。
いろいろアルバムを聴きますが、アルバム収録の最後の曲はいい歌が多いと思いました。シングル・カットされた曲はありませんが、(カップリングは、1曲)名曲揃いで、最後の曲だけを集めて、「アルバム・ラストソング」みたいなアルバムを作ったら、私はまちがいなく買います。
ここでいくつかラスト・ソングの紹介を。
”イージューライダー’97”(アルバム”股旅”収録)
「何もいらないからあの向こうへ行こう。」と、歌っています。
”トロフィー”(アルバム”GOLDBLEND”収録)
「明かりの向こうに何かあるから、さあ早く行こう。」と、歌っています。
”ドースル”(アルバム”E”収録)
「不満も何もないけれど、銀色の世界が誘っているから行ってみようか?さあドースル。」と、歌っています。
”青春”(アルバム”LION”収録)
「浅はかな一生だから、もっと行け。」と、歌っています。
”明日はどうだ”(アルバム”Fantastic OT9収録)
「明日はどうだ。」と、歌っています。
どうですか?何か「希望」を感じられ、次につながるというか、明日に向かってみたいな気持ちになりませんか?
ところで、奥田民生さんの曲の中で「どうしても1曲だけ選べ」と言われたら、私は、アルバム”股旅”収録の「手紙」を選びます。(ラスト・ソングじゃないけれど。)
奥田民生さんは、前回の記事の”みうらじゅん”さんと同様に”努力”を感じさせません。才能ある人に共通していることかもしれませんね。
奥田民生さん本人はフジテレビ系で放送された、『まつもtoなかい』の中で、曲作りの話のさいに、共演の藤井フミヤさんの「(曲が)急におりてきたから、急に録音とかないでしょ?」との質問に、「街歩いてて、急に降ってくることはない。」「あんなもは、降ってこない」と答え、「さあ作ろうか」と机に向かって締切を気にしながら、曲作りをすると話していました。