BS朝日で放送されている『ベストヒット USA』を久しぶりに観ました。
その回は、ブルース・スプリングスティーンの特集回で、発売から40周年になるアルバム『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』の解説をしていました。
ブルース・スプリングスティーンの代表曲「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」を聴きながら、もう40年になるのかと、中学生だった当時のことを思い出して懐かしくなりました。
ブルース・スプリングスティーンで思い出したのが、映画「フィラデルフィア」。
ブルース・スプリングスティーンが歌うこの映画の主題歌『ストリーツ・オブ・フィラデルフィア』は静かに語りかけるように歌った名曲で、街中を歩きながら歌うPVが渋くてカッコいいです。
映画「フィラデルフィア」では、俳優トム・ハンクスがアカデミー主演男優賞を獲得し、『ストリーツ・オブ・フィラデルフィア』は歌曲賞を獲得しています。
今回、映画を見直して、曲も久しぶりに聴いたのですが、どちらも色褪せない名作だと思いました。
映画の中では、デンゼル・ワシントンが法廷で「are you gay?」(アーユーゲイ?)と叫び、差別について熱く語るシーンが特に好きです。
『フィラデルフィア』
主演:トム・ハンクス
デンゼル・ワシントン
監督:ジョナサン・デミ
公開:1994年
上映時間:125分
ブルース・スプリングスティーンでもう一つ思い出したのが、USA for AFRICAの「we are the world」
個人的に、この曲の中で「ブルース・スプリングスティーン」と「シンディー・ローパー」の二人が強く印象に残っています。
この曲も久しぶりに聴きたくなってyoutubeで探していたら、メイキング映像があったので思わず見入ってしまいました。
メイキングの中で、プロデューサーの「クィンシー・ジョーンズ」が「ボブ・ディラン」にソロで歌って欲しいと提案しているシーンがあります。
提案されたボブ・ディランは「キーが合うかな?」「変えちゃいけないんだろ?」と応え、躊躇というよりも謙遜しているように見えました。これに対して、「気にしなくていいよ」「ボブ・ディランが欲しいんだから・・・」と応えるクインシー・ジョーンズの言葉がグッときました。
ノーベル文学賞まで受賞した「吟遊詩人ボブ・ディラン」の人柄の良さを感じたシーンでした。
メイキング映像を観ると、改めてこの曲を作るのが、どれだけ大変な事だったのかと痛感しました。また要所要所で、大物アーティストたちの謙虚さや人間味あふれる姿が観れました。
『LIVE AID』 DVD4枚組
「we are the world」が収録されている「LIVE AID」のDVD BOXセット。
20年程前に中古DVDショップで1万円で購入。現在では3万円近い値段がついていてビックリしました。
映画「ボヘミアン・ラプソディ」で再現された、QUEENのライブも収録されています。