”みうらじゅん”さんは、私が憧れる人物のひとりです。
ご存知、「マイブーム」や「ゆるキャラ」という言葉の名付け親で、「ゆるキャラ」に至っては、「 第一 回 みうら じゅん の ゆる キャラ ショー」などのイベントを仕掛け、「ゆるキャラ」の大ブームを起こした人です。
トークもおもしろく、造語などがすごくうまいですね。(NHKの番組”最後の講義”で、初老になって 体の衰えに驚くことを、”老いる・ショック”と名付けてけました。)
そんな”みうらじゅん”さんの著作をいくつか紹介したいと思います。
『マイ仏教』
まず、初めの1冊は『マイ仏教』。
”みうらじゅん”さんは、子供の頃から仏像好きで、考え方の根底には仏教の教えがあります。本書では、「四法印の教え」など、仏教の専門的な事をまじめに解説しています。また、まじめなだけではなく、たとえば「フグ、カニ、スッポン」を奢らないと、人はついてこないと説き、それをお布施と呼ぶと、みうら流の仏教解説もしています。
『さよなら私』
この本も仏教に関係しています。”自分さがし”をするよりも、ボンノウを少しでも消そうとする”自分なくし”をする方が大切だと説いてています。ーそう、「さよなら私」です。
『「ない仕事」の作り方』
”みうらじゅん”さんの魅力のひとつに、”努力を感じさせない”イメージがあると思います。流暢なトークは”才能”を感じさせ、”努力”というイメージを消しているのだと思います。
そんな”みうらじゅん”さんは、本書で、実は根がまじめで、人一倍心配性なのだと告白しています。そして「ない仕事」を作り出す”努力”を余すところなく解説しています。
『とんまつりJAPAN』
これぞ、みうらワールド。日本各地のとんまな祭り(とんまつり)を実際に現地に乗り込んで取材し、その様子をイラストや写真をつけて、解説しています。
地図やアクセスなど、詳細なデータも掲載。気になる方は足を運んでみてはいかがでしょう。(データが2004年と古いので確認が必要です。)
番外編
『ボクらの時代 ロングヘアーという生き方』
みうらじゅん、高見沢俊彦、リリーフランキー
フジテレビの番組、”ボクらの時代”を書籍化。
みうらじゅん、高見沢俊彦、リリーフランキーの3人が、”ロック”から”死んだらどうなる”まで、縦横無尽に語ります。
”みうらじゅん”さんの本は、どれもおもしろくオススメです。退屈な時や、イヤなことがあってネガティブな時などに読むと気分がスッキリしていいですよ。