個性派俳優ジョン・マルコヴィッチ

個性派俳優と言わているジョン・マルコヴィッチ。ジョン・スタインベック原作の映画「二十日鼠と人間」では、知的障害者の役を見事に演じています。「ギルバート・グレイプ」のディカプリオ、「アイ・アム・サム」のショーン・ペンなど、知的障害者を演じる俳優はみんな演技が上手いですね。特に顔の表情にリアリティーがあって凄いと思いました。


『二十日鼠と人間』
主演:ゲイリー・シニーズ、ジョン・マルコヴィッチ
監督:ゲイリー・シニーズ
本編:115分 1992年 日本公開

あらすじ
1930年のカリフォルニア。しっかり者のジョージ(ゲイリー・シニーズ)と、知的障害を持つレニー(ジョンマルコヴィッチ)は、いつも一緒に農場をわたり歩きながら働き、暮らしていた。いつか牧場を持つことを夢見る二人であったが、やがてレニーが原因で大きな事件に巻き込まれる。このあと、健気に暮らしていた二人には、あまりにも悲しく衝撃的な結末が待っていた。


ある日、マルコビッチが出演している映画「コン・エアー」を観て、ちょっと気になる事がありました。

「コン・エアー」で凶悪犯を演じるマルコヴィッチはだいぶスリムになっているのですが、「二十日鼠と人間」に出演している時と、体型がかなり違う気がして、もう一度「二十日鼠と人間」を見直して驚きました。「二十日鼠と人間」では、だいぶ大きく感じた体が「コン・エアー」では、普通の人と変わらない体格に見え、体重が減ったというより”骨格”そのものが変わった様に感じがました。

現在では、役に合わせて体型を変えるのはよくあることですが、骨格が変わった感じがしたのは初めてでした。(あくまで個人的な感想です。)


マルコヴィッチは、カルト映画「マルコヴィッチの穴」ではかなり話題になり、人気もでました。オスカーを獲得しても、おかしくない俳優の一人だと私は思います。


『マルコヴィッチの穴』
出演:ジョン・キューザック、キャメロン・ディアス、ジョン・マルコヴィッチ
監督:スパイク・ジョーンズ
本編:112分 2000年日本公開

あらすじ
7と1/2階にある会社”LesterCorp”で働くことになった、主人公の人形師クレイグ(ジョン・キューザック)は、ある日オフィスの壁の小さなドアに気づき、そのドアの中に穴を発見する。その穴を覗くと、なんとその穴は俳優ジョン・マルコヴィッチの頭の中に通じている穴だった・・・。


この映画は、奇想天外なストーリーとブラットピット、ショーン・ペン、ダスティン・ホフマン、ゲイリー・シニーズなど名だたる俳優や、映画「セブン」のデビット・フィンチャー監督がカメオ出演(チョイ役で出演)していて話題になりました。

コメディでもあるので笑えるシーンも多く、とにかく面白いです。特にチャーリー・シーンがハゲ頭で出演しているシーンは笑いました。


マルコヴィッチが出演している映画には「キリング・フィールド」、「シェルタリング・スカイ」など個人的に好きな映画が多いです。



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